Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本マイクロソフト、月例セキュリティパッチ2件を公開 - 「緊急」は1件のみ

問題の脆弱性は、Office 2007以前や「Office 2004 for Mac」「Office 2008 for Mac 」の「PowerPoint」において、細工されたファイルをユーザーが開いた場合、リモートでコードが実行される可能性があるもの。

「Open XML File Format Converter for Mac」「Microsoft Office 互換機能パック」についても影響を受けるという。Windows版で提供されているOfficeのファイル検証機能を有効にしている場合は、ファイルの開封を防げるため、直接的な影響を受けない。

また同プログラムでは、「PowerPoint 2002」「同2003」「MS11-022」の適用後に,
ファイルが壊れていると誤警告を表示する不具合を解消している。

(Security NEXT - 2011/05/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み