3月はフィッシング報告数が増加 - 震災の偽義援金募集サイトも確認
フィッシング対策協議会は、3月に報告を受けたフィッシングの状況について取りまとめた。
レポートによれば、3月のフィッシングメールの報告件数は31件で、2月より18件増加。またフィッシングサイトのURL件数も18件増えて31件となった。
ブランド名を悪用された企業は4件増加して10件。2010年9月以降最も高い水準となった。特にクレジットカード会社や海外の金融機関を装うサイトが増加しており、同協議会でもマスターカードを騙る攻撃について、3月8日に注意喚起を行っている。
さらに、東日本大震災の義援金募集を名目にしたフィッシングサイトについても、米国や中国をはじめ、世界各国で確認されており、同協議会でも2度にわたって注意喚起を実施。寄付は信頼できる団体を通じて行うよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/04/04 )
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