Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IBMの複数製品にサービス拒否の脆弱性

IBMの複数製品において、JREの問題に起因した脆弱性が含まれているとして、同社やセキュリティ専門機関が注意を呼びかけている。

情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターが運営する「JVN」によれば、「Lotus」関連製品や「WebSphere Application Server」「DB2」など複数のIBM製品においてサービス拒否が発生する脆弱性が含まれており、サービス拒否が発生する可能性があるという。

同社では、「Lotus」関連製品と「WebSphere Application Server」についてはパッチを用意したほか、「DB2」についてはパッチ提供までの緩和策を用意しており、対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/03/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「IBM Backup, Recovery and Media Services for i」に権限昇格の脆弱性
米当局、Linuxカーネルの脆弱性悪用に注意喚起
「Chrome」にアップデート - 3件のセキュリティ修正
「NetScaler ADC」「同Gateway」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
Trend Micro「Apex Central」に深刻な脆弱性 - 修正パッチをリリース
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消