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バレンタイン便乗スパムが今年も横行 - フィッシングやマルウェア感染に注意

バレンタインに便乗したスパム攻撃が発生しているとして、セキュリティベンダー各社は、注意を呼びかけている。

バレンタイン関連スパムは1月はじめから出回っている。Symantecによれば、実際は販売していない商品の値引き価格で興味を引く「商品紹介」の手口がもっとも多いが、グリーティングカード、金融関連などバラエティに富んでいるという。

さらにTrend Microの報告によれば、こうしたスパムは、対策製品のフィルタを回避するよう関係ないキーワードを挿入するなど巧妙な攻撃を確認しているという。

グリーティングカードなど安易に開いたり、記載されているURLへアクセスした場合、マルウェアに感染するするおそれがある。

また誘導先がフィッシングサイトで、メールアドレスやクレジットカード情報、個人情報を詐取される可能性もあるとして各社インターネット利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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