Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「イーコム」名乗る出会い系サイト決済代行業者に注意を - JIPDECが呼びかけ

日本情報処理開発協会(JIPDEC)は、「次世代電子商取引推進協議会(ECOM)」と混同する名称を用いた業者による詐欺行為が発生しているとして、注意を呼びかけている。

同協会によれば、出会い系サイトにおいて「イーコム」と名乗る決済代行業者による詐欺が発生しているもので、同協会へ問い合わせが寄せられているという。

「ECOM」は、電子商取引の普及を目指して設立された団体でJIPDECが事務局を運営。決済業務など行っておらず、2010年3月31日に解散している。

「イーコム」を名乗る詐欺行為は、これまでも大手消費者金融のアコムに見せかけた融資勧誘のダイレクトメールで発生しており、ドメイン「ecom.jp」が不正に利用されていた。

(Security NEXT - 2011/01/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サポート詐欺被害の調査結果を公表 - ウエルシア薬局
熊本暴追センターでサポート詐欺被害 - 相談者情報流出の可能性
小学校でサポート詐欺被害、サーバ内などに児童名簿 - 浦添市
フィッシング詐欺犯への復讐アクションなど映画2作品とタイアップ - JC3
12月は「金融犯罪撲滅推進月間」 - 全銀協が啓発活動
官民でフィッシング啓発キャンペーン - 安易なクレカ入力に注意喚起
サポート詐欺被害で個人情報流出の可能性 - ウエルシア薬局
NTTセキュリティHDとトレンド、生成AIを悪用した脅威への対策で協業
標的型攻撃メール訓練サービスに「サポート詐欺」対策など追加
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を