ESETが年末に配布した一部定義ファイルに不具合 - アップデートで解消
キヤノンITソリューションズは、同社が販売するESET製セキュリティ対策製品「ESET Smart Security」「ESET NOD32アンチウイルス」の一部環境でエラーが発生しているとして、ユーザーへ定義ファイルのバージョンを確認するよう呼びかけている。
特定の定義ファイルを適用した際に、一部環境でアプリケーションが利用する「ekrn.exe」や「egui.exe」でエラーが生じたり、CPU使用率が100%となるほか、インターネットに接続できなくなるといった不具合が確認されているもので、1月5日の時点で同社へ12件の問い合わせが寄せられているという。
不具合が発生する定義ファイルは、12月30日深夜に配布された「5746」や翌31日2時ごろより配布されている「5747」。同社では、定義ファイルのバージョンを確認した上で、1月5日6時以降に配布されている「5760」以降へアップデートするよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/01/06 )
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