Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カードブランド偽装するフィッシングが12月も依然発生 - フィッシング対策協議会まとめ

フィッシング対策協議会は、2010年12月に同協議会へ寄せられたフィッシング攻撃の報告状況について取りまとめた。

フィッシングメールの報告件数は、44件で前月から3件減少したものの、2カ月連続で40件を上回った。フィッシングサイトで利用されたURL数は、前月から7件減少して39件。一方でフィッシングで悪用されたブランドは前月から2件増加し、8件だった。

同協議会によれば、依然として大手クレジットカードブランド「VISA」や「MasterCard」を装ったフィッシングメールが出回っており、入力フォームを送りつけるケースなども発生しているとして同協議会では注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加