経営者から担当者まで参考になる「DoS攻撃」調査報告書
情報処理推進機構(IPA)は、「サービス妨害攻撃の対策等調査」を実施し、報告書を発表した。
同報告書は、ウェブサービスの継続性を脅かすDoS攻撃について調査を実施し、取りまとめたもの。有識者による「サービス妨害攻撃対策検討会」の議論をもとに、事例や対策方法について調査を行った。
攻撃を意図しないアクセスからサービス停止を引き起こすケースなども踏まえた上で、「サービス妨害」の背景や内容、攻撃への対処など、経営者からセキュリティ担当者まで参考になる情報を収録した。
具体的には、攻撃の動機や背景、手法のほか、事前対策、被害時の相談先、法律や制度面についても触れている。
オンラインゲーム協会(JOGA)に対するインタビューや、2009年8月にDDoS攻撃を受け、脅迫を受けたオンラインゲーム事業者の事例、2004コンピュータソフトウェア著作権協会が攻撃を受けたケース、米韓に対する攻撃など9件の事例を取り上げている。
(Security NEXT - 2010/12/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
Fortinet、セキュリティアドバイザリ2件をリリース
AIサーバ向けプラットフォーム「NVIDIA HGX」「DGX」に脆弱性
時刻サーバ「ntpd-rs」にDoS攻撃のおそれ - アップデートが公開
7月のDDoS攻撃、件数は7.8%増 - 4分の1は月末4日間に集中
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件やバグを解消
先週注目された記事(2025年8月17日〜2025年8月23日)
iPhoneやMacなどApple製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正