マルウェア検出、1日あたり6万件で過去最高 - マカフィー調べ
2010年第3四半期は、1.44秒に1件のあらたなマルウェアが発生しており、マルウェア検出件数が過去最高を記録したことがわかった。
マカフィーが、2010年第3四半期の脅威について取りまとめ、判明したもの。同レポートによれば、2010年はすでに1400万件のマルウェアが確認されており、前年同期を100万件以上上回った。
これは1日あたり平均6万件以上、1.44秒に1件のマルウェアが発見されている計算となり、過去最悪のレベルとなっている。平均2万9000件だった2008年と比較するとすでに2倍以上となっている。
マルウェアの種類を見ると、パスワードを盗み出すトロイの木馬や、リムーバブルメディア経由で感染するワーム、偽セキュリティ対策ソフトが目立っており、Javaの脆弱性を悪用し、改ざんサイト経由で感染するウイルスなどもランキングの上位に入った。
(Security NEXT - 2010/11/17 )
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