Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数の脆弱性を解消した「Opera 10.63」を公開

Opera Softwareは、複数の脆弱性を解消したブラウザの最新版「Opera 10.63」を公開した。

今回のアップデートでは、クロスドメインのチェックがバイパスされ、CSSを利用して制限されたデータの詐取が可能となる脆弱性のほか、リロードやリダイレクトによりクロスサイトスクリプティングが可能となる問題を修正した。

さらに動画ストリームが妨害される問題、JavaScriptやウィンドウ処理の不具合など複数の脆弱性に対応。またユーザーインタフェースや表示、スクリプトにおける不具合の修正など多数修正が行われた。

(Security NEXT - 2010/10/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も