Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Intel、買収後もMcAfeeに「非Intel」含む多プラットフォーム展開を希望

先週Intelは、McAfeeを買収することで同意したことを明らかにし、同社ハードウェアにおけるセキュリティ機能の実現を目指す方向性を示したが、McAfeeに対して同社以外のプラットフォームに対しても引き続きサポートしていくことを求めていることがわかった。

McAfeeで、コンシューマーやモバイル向け製品、スモールビジネス分野を担当している同社エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのTodd Gebhart氏が、都内で開催されたコンシューマー向け製品の発表会で明らかにしたもの。

同氏は、今回の買収においてIntelが、成長のイニシアティブをセキュリティが握ると言及したことについて触れ、「McAfeeにとって喜ばしい動き」であると述べ、今後はソフトウェアとハードウェアを組み合わせて提供できることになると傘下に入るメリットを強調した。

また同氏はインターネットへ接続するすべてを保護するソリューションの提供が期待されていると説明。IntelはMcAfeeに対し、「非Intel」のプラットフォームも含め包括的にサポートするよう求めており、McAfeeでは「Android」「Symbian」「Linux」を含む幅広いプラットフォームに対して展開していく見通しを示した。

100826ma.jpg
Todd Gebhart氏

(Security NEXT - 2010/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

IvantiのMDM製品にさらなるゼロデイ脆弱性 - 組み合わせて悪用
IvantiのMDM製品に脆弱性、ゼロデイ攻撃も発生 - 早急に対応を
「SOAR」を展開する印Anlyzを買収 - トレンド
Interop Tokyoが幕張メッセで開幕 - 「Best of Show Award」が発表
サービス終了した「Visionalist」のタグ、約800サイトに残存 - 一時水飲み場攻撃と同じスクリプトも配信
サービス終えた「ログ解析サービス」のドメインを第三者が取得 - タグの除去徹底を
GMO、イエラエを子会社化 - 半数の発行株式を約92億円で取得
マルウェア対策やアクセス制御などモバイル向けソリューションを展開 - Jamf
「FireEye」が「Mandiant」に社名変更 - クラウドプラットフォームに注力
「Pulse Connect Secure」脆弱性で国内法人もアナウンス