Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシング報告が大幅減少、ブランド悪用被害は拡大

フィッシング対策協議会は、5月に発生したフィッシングの届け出件数を取りまとめた。

フィッシングの届け出は、4月の53件から大幅に減少して12件となり、2009年9月ぶりの低水準となった。フィッシングサイトに利用されたURLの件数についても急増した4月の131件から一転減少し、29件に落ち着いている。

一方でブランド名を悪用された企業は、6件から増加して22件へと上昇。同協議会によれば、侵入されたサイトへ複数のフィッシングサイトが設置されたケースもあったという。

(Security NEXT - 2010/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か