Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

偽セキュリティ対策ソフト「ByteDefenderSecurity 2010」が発生

Panda Securityは、偽セキュリティ対策ソフト「ByteDefender Security 2010」の発生を確認したとして注意を呼びかけている。

同社によれば、正規セキュリティ対策ソフト「BitDefender」を模倣したマルウェアと見られ、インタフェースを見ると、あたかもシステム内部をスキャンニングしているかのような表示を行うという。

同社では、Windowsセキュリティセンターからの警告メッセージを装ったスパムメールについても確認している。問題のメールでは、パソコンがインターネット経由で攻撃を受けているなどと脅し、対策プログラムなどとして偽セキュリティソフトをダウンロードさせる。

感染する偽セキュリティ対策ソフトは、日本語には対応していないものの、フランス語やドイツ語のほか、9カ国語のマルチ言語対応だった。

(Security NEXT - 2010/05/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ウェブ経由のマルウェア、「WordPress」改ざんサイトから多数検知
教育新聞が改ざん被害 - 誘導先でマルウェア感染や情報窃取のおそれ
ウェブ閲覧中の偽警告画面に注意 - 8月だけで相談200件
「ウイルス検出」とだます偽警告への相談、引き続き増加傾向
音楽配信サービス「Spotify」に不正広告 - マルウェア感染報告も
不正サイトの検知数が上昇 - iPhone6便乗詐欺も
フィッシングサイトの割合が上昇 - お中元に便乗した詐欺サイトも
マルウェア拡散の踏み台にされる日本マンガ - 海賊版サイトに潜む危険
夏場にあわせて詐欺サイトも変化 - 水着通販の偽サイトも
6月は不正サイト検知数が微増 - 大きな変化見られず