Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学生の個人情報含む受講者名簿を誤ってメーリングリストへ送信 - 杏林大学

杏林大学の教授が、受講者名簿を誤って関係ないメーリングリストに送信したことがわかった。

同大保健学部の教授が、5月11日に講義を分担する同僚教員からの依頼を受けて受講者名簿をメール送信した際、誤って在校生や卒業生441人が参加する同教授主催のメーリングリストに誤送信したもの。

誤送信された名簿には、講義の受講者48人の氏名、学年、学籍番号、出席状況のほか、1人に関する不正確な病名が含まれていた。

同大学では、再発防止のため、メーリングリストへのアクセスを制限した。対象となる学生に対して説明や謝罪を実施。同教授に対して懲戒処分を実施している。再発防止策については、21日に個人情報保護推進委員会を開催し、まとめるとしている。

(Security NEXT - 2010/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
県営住宅入居者の個人情報含む書類、強風で飛散 - 愛知県
個人情報含む道路占用届書をメール誤送信 - 国交省
記者会見参加応募者の個人情報をメールで誤送信 - 太秦映画村
添付ファイルと宛先の確認不足が重なる誤送信が発生 - 大塚商会
福岡飲食店のECサイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
教員や学生宛てのメールで個人情報含むファイルを誤添付 - 山口大
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作