Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サッカーW杯関連のネット詐欺が急増 - 偽セキュリティ対策ソフトをダウンロードさせる手口も

マカフィーは、2010FIFAワールドカップに便乗したオンライン詐欺が急増していると指摘。注意を呼びかけている。

同社によれば、6月のワールドカップ開催を間近に控え、ユーザーを騙し金銭や個人情報を詐取しようとするオンライン詐欺が急増しているという。手口も多様化しており、オーソドックスな観戦チケット詐欺以外にも、さまざまな詐欺行為が確認されている。

サッカーくじで多額の賞金が当たったと書かれたメールが送信されたケースでは、管理者に連絡すると賞金を受け取るため「手数料」や「振込手数料」を支払うよう求められる。

また、ネット経由で試合の生中継が視聴できるHDビデオプレーヤーと偽って、偽セキュリティソフトをダウンロードさせようとする手口も確認されている。

このほか、偽のファンクラブに入会させて会費を騙し取る手法も多数確認されている。今後、開催日が近づくにつれてこういった詐欺行為の増加が予想されるとして、オンラインで取り引きする際には十分注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
ホスティング管理ツール「Plesk Obsidian」に脆弱性 - アップデートで修正
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
Apple、「Mac」の脆弱性を修正 - 標的型攻撃に悪用か
サイトに不正プログラム、個人情報流出の可能性 - 靴通販サイト
個人メアドに業務ファイル送信、入力ミスで第三者に - 佐伯市
11店舗で未処理となっていた印鑑票の紛失が判明 - 旭川信金
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
サーバにサイバー攻撃、影響など詳細を調査 - レイメイ藤井