MS、月例セキュリティパッチ11件を公開 - MP3処理の脆弱性など「緊急」5件
同じく深刻度が「緊急」の「MS10-020」では、2009年11月に同社がアドバイザリ「977544」で報告した不正なパケットによりコードが実行されるおそれがあるSMBクライアントの脆弱性に対応した。
一方「MS10-025」は、「Windows Media Service」において細工されたパケットを受信した際に不具合が生じ、「Windows 2000」の場合はリモートでコードが実行される可能性がある問題を解消する。
次に深刻度が高い「重要」とされるプログラムとして、アドバイザリ「981169」で3月2日に公表済みの脆弱性を解消する「MS10-022」など5件を公開した。
「MS10-022」では、不正なコードを埋め込んだページ上でヘルプが割り当てている「F1」キーを押した際にリモートでコードが実行される脆弱性へ対応するプログラム。
(Security NEXT - 2010/04/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み