Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報約9万3900件含むHDD3台やFDD12枚が所在不明 - ゆうちょ銀

ゆうちょ銀行は、3支店において取引情報を記録した端末のジャーナルが、所在不明になっていることを明らかにした。約93900件の顧客情報が含まれる。

大阪支店の高槻店では、2004年1月から2006年12月までの取引内容を記録したハードディスク3台を紛失。通常の払い込みを行った約9万700人分の個人情報が含まれる。

一方長野支店では、新潟中店において2001年10月から2007年11月にかけて積立貯金を行った1400人分の顧客情報を記録したフロッピー11枚の所在がわからない状態となっている。

さらにさいたま支店の中原店では、2003年11月から2004年3月までの積立貯金に関する取引情報を記録したフロッピー1枚を紛失。顧客情報約1800件が記録されていた。

いずれも口座番号や取り引き金額などが含まれるが、同行では、3件ともに原因を誤廃棄と結論付け、データは暗号化されていたとして漏洩の可能性は低いと説明している。また不正利用についても確認されていないという。

(Security NEXT - 2010/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県
高校の修学旅行引率中に名簿含むしおりを紛失 - 埼玉県
予防接種の予診票が所在不明 - 沖縄市のクリニック
手術情報含むデータ移管用USBメモリが所在不明 - 倉敷中央病院
保管していた国勢調査関係書類が一部所在不明、検査過程で判明 - 福岡市
高校で生徒の個人情報含む記録簿を紛失 - 大阪府
事故関係の通話内容含む一部記録媒体が所在不明 - 東京海上ダイレクト
郵便物を一時紛失、拾得物として回収 - 名古屋の郵便局
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県