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ボット収集数は減少するも、検体種類数は増加傾向 - CCC1月期まとめ

一方、収集検体の種類数は増加傾向にあり、内部で増殖するファイル感染型ウイルス「WORM_ALLAPLE.IK」の増加が原因で、特に中旬から下旬にかけて既知検体の増加が目立った。

検体種類別ランキングを見ると、前月1位と2位を占めた「WORM_KOLAB.EA」と「TROJ_BUZUS.BEZ」は後退し、3位だった「PE_VIRUT.AV」が再びトップになるなど動きがあった。

「PE_VIRUT.AV」は感染後、特定のIRCサーバに接続して「WORM_MAINBOT.MCL」や「WORM_PALEVO.BE」「WORM_PALEVO.SMJF」などをダウンロードする動きが見られた。

(Security NEXT - 2010/03/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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