Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「F1キー」を押すと不正コード実行されるIEの脆弱性 - MSが対応を検討

マイクロソフトは、同社ブラウザ「Internet Explorer」の「VBScript」処理に脆弱性があるとしてアドバイザリを発表した。

「Windows 2000」「Windows XP」「Windows Server 2003」でIEを利用する際に影響を受けるもので、悪意のあるサイトで細工されたダイアログボックスを表示した際に、ユーザーが「F1」キーを押した場合、任意のコードが実行される可能性があるという。「Windows Vista」「Windows 7」「Windows Server 2008」については、影響を受けない。

同社では、現時点で脆弱性を悪用した攻撃については確認していないとしており、セキュリティ更新プログラムの提供も含め、対応を検討している。

VBScript の脆弱性により、リモートでコードが実行される
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/981169.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2010/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開