Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

資産額など記載された国保滞納者リストが流出、第三者から写しが送付 - 大阪市

大阪市淀川区役所が保管していた国民健康保険料滞納者の個人情報リストが、外部に流出していたことがわかった。

流出したのは、国民健康保険料滞納者の資産について調査した際、金融機関から提供されたリスト。2008年11月に照会した際に受け取ったもので、調査対象者12人の氏名、住所、生年月日、預金の有無、金融機関名称などのほか、預金がある場合には口座番号や店舗名、残高などが含まれるという。

リストに記載された住民に対し、第三者から名簿の写しが送付されたもので、同市へ2月23日に届出があり、流出が発覚した。同市では原因を調べているが、流出経路はわかっていないという。同市では対応について警察に相談した上で、記載対象者への説明と謝罪、原因究明を進めている。

(Security NEXT - 2010/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

案内メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - 協会けんぽ
子会社従業員が有効期限間近のデジタルギフトを不正入手 - デジタルプラス
学生の個人情報が閲覧可能に、フォームの設定ミスで - 近畿大
eモータースポーツ公式アカウントの乗っ取りで個人情報流出の可能性
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
海外グループ会社の元従業員が個人情報を不正持出 - クラレ
個人情報や生産データが流出した可能性 - JVCケンウッド
問合フォームに別人の個人情報、キャッシュ設定不備で - ソフト開発会社
通知メール誤送信で応募者のメアド流出 - 東京・春・音楽祭
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス