ネットバンキングのセキュリティ強化を希望するも利便性気にする「慎重派」が半数超
RSAの調査によれば、国内のユーザーは、オンラインバンキングにおける新たな認証の追加に前向きなユーザーが多いという。
同調査は、2009年10月に北南米やヨーロッパ、太平洋地域のインターネット利用者4539人を対象に米RSAが実施した意識調査をRSAセキュリティが取りまとめたもので、日本人は200人が回答している。
ネット上のサービスにおける個人情報の漏洩へ不安を感じるユーザーは、87%にのぼっており、オンラインバンキングで、あらたなセキュリティ認証の導入することについて評価する声は79%と高い。
しかし、実際に利用するとなると事情は異なり、「大歓迎」というほどではないようだ。IDとパスワード以外に強力な認証について、「喜んで受け入れる」との回答は40%にとどまり、「受け入れる」とするユーザーが51%となり、やや「慎重派」とも言えるユーザーが半数を超えた。
同社では、日本のユーザーがセキュリティの強化すると利便性が損なわれるとして懸念している点を理由と分析。一方で「受け入れられない」と否定的な声は7%と少なかった。
(Security NEXT - 2010/02/19 )
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