Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

正規サイトの改ざん、「JRE」の脆弱性も攻撃対象 - JPCERTが注意喚起

正規ウェブサイトが改ざんされ、脆弱性を悪用して閲覧者にウイルスを感染させようとする攻撃が多発している問題で、JPCERTコーディネーションセンターは、Java実行環境である「JRE」の脆弱性が攻撃に利用されていることが確認されたとして、利用者へアップデートを呼びかけている。

同センターでは、ウェブ閲覧者のPCへインストールされた脆弱性を含むバージョンの「Adobe Flash Player」「Adobe Acrobat「Adobe Reader」が攻撃に利用されているとして、攻撃が増加した10月より注意喚起を展開してきたが、あらたにJREの脆弱性も攻撃の対象となることが判明し、情報をアップデートしたもの。

JREのアップデートにあたっては、一部利用できなくなるソフトもあるため、その点を考慮した上で最新版を適用するよう呼びかけている。

Java
http://www.java.com/ja/

JPCERTコーディネーションセンター
http://www.jpcert.or.jp/

(Security NEXT - 2009/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
【特別企画】サイバー攻撃の標的はOS以下のレイヤーへ - 求められる「信頼たる端末」
財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
「OpenPGP.js」の署名検証に脆弱性 - 修正パッチをリリース
PostgreSQL向けミドルウェア「Pgpool-II」に認証回避の脆弱性
SAMLライブラリ「samlify」に「クリティカル」脆弱性
ランサム感染でネットワーク遮断、授業は継続 - 宮学女大
「FortiVoice」などFortinetの複数製品に脆弱性 - すでに悪用も
「VMware Tools」に脆弱性 - アップデートをリリース