元役員が会員の個人情報を持ち出し、他社への売却打診で判明 - 結婚情報サービス会社
全国規模で結婚情報サービス業を展開する千葉県のウェブにおいて、会員1万6304人分の個人情報を、元役員が不正に持ち出していたことがわかった。同社では、元役員を告訴する方針だという。
流出が判明したのは、1995年10月14日から2005年8月31日の間に同社に会員登録した1万6304人分の個人情報。氏名、住所、電話番号、性別、生年月日などが含まれる。退職時に無断で持ち出したもので、元役員は同業他社248社に対し、売却を持ちかけていた。
同社では今回の持ち出しについて警察へ相談しており、告訴する準備を進めている。また会員情報を購入しないよう要請する文書を他社に送付。今後買い取りが判明した場合には、同情報の削除や転売の自粛を求めていくという。
(Security NEXT - 2009/12/24 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
保育園で園児の写真含むメモリカードを紛失 - 名古屋市
元従業員が個人情報を転職先企業に不正持出 - アクシスコンサル
支援学校通学バスの乗車名簿1冊が所在不明 - 大阪府
共済契約の台帳が所在不明、解約増加受けた調査で判明 - JAなのはな
元教授が患者情報を不正持出、開院案内などに利用 - 広大病院
退職した看護師が患者情報を転職先へ持ち出し - 室町クリニック
保育士が緊急連絡表を私的持出 - 貸出本に挟み図書館へ返却
デイサービス利用者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 練馬区
コロナ対応で生徒情報持ち出し、紛失した高校管理職を処分 - 長野県
東急Gへの不正アクセス、検証用環境経由で侵入