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ウイルスバスター2008のURL処理にバッファオーバーフローの脆弱性

トレンドマイクロは、ウイルスバスター2008のURLフィルタリングエンジンに脆弱性が見つかったと発表した。同社では修正プログラムの提供を行っている。

今回明らかになったのは、同製品のURLフィルタリングエンジンにおける脆弱性。同エンジンではURLを扱う際に標準化の処理を行うが、字数が多いURLを処理し、標準化後に特定の字数を超えた場合、無効なメモリアドレスへアクセスしてバッファオーバーフローが発生するという。

同社では、修正プログラムを用意しており、10日よりActiveUpdateサーバより公開する予定。利用者は、自動アップデート機能を有効にしていれば特別な操作をせず、修正プログラムを適用できる。

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2009/12/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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