Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

TLSプロトコルにおいて中間者攻撃が発生する脆弱性の実証レポート - NTTデータ・セキュリティ

NTTデータ・セキュリティは、暗号化通信などに用いられるTLSプロトコルで見つかったリネゴシエーション処理における脆弱性について検証レポートを公表した。

問題の脆弱性は、TLSプロトコルのリネゴシエーション処理において、中間者攻撃が可能となるもの。攻撃者は、自身が用意したプロクシをユーザーに経由させることでパスワードを取得できる。同社はTwitterに対する書き込みについて実際にログイン情報を奪取できることを確認した。

対策としては、リネゴシエーションを無効化する必要があり、ベンダーなど確認して対応を行うよう呼びかけている。

NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/

(Security NEXT - 2009/11/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生