Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

TLSプロトコルにおいて中間者攻撃が発生する脆弱性の実証レポート - NTTデータ・セキュリティ

NTTデータ・セキュリティは、暗号化通信などに用いられるTLSプロトコルで見つかったリネゴシエーション処理における脆弱性について検証レポートを公表した。

問題の脆弱性は、TLSプロトコルのリネゴシエーション処理において、中間者攻撃が可能となるもの。攻撃者は、自身が用意したプロクシをユーザーに経由させることでパスワードを取得できる。同社はTwitterに対する書き込みについて実際にログイン情報を奪取できることを確認した。

対策としては、リネゴシエーションを無効化する必要があり、ベンダーなど確認して対応を行うよう呼びかけている。

NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/

(Security NEXT - 2009/11/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小学校で通知表所見含む私物USBメモリを紛失 - むかわ町
町史購入者向けのメールで送信ミス - 利府町
GitLabに10件の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
オーエム製作所のランサム被害 - 個人情報流出の可能性
「BIND 9」に緊急脆弱性 - 1パケットでDoS攻撃が可能
「Chrome 137」の早期安定版がリリース - 8件のセキュリティ修正
「Spring Security」の一部メソッド制御に認可バイパスの脆弱性
フォーム上でボランティアの個人情報が閲覧可能に - 東京都
イベント申込者の入力データ、操作ミスで消失 - 北海道