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Google基金からの賞金授与を装った詐欺メールが大量配信 - G DATAが注意喚起

G Data Softwareは、Google基金からの賞金授与を装って個人情報や金銭を騙し取ろうとする詐欺メールが大量に配信されているとして、注意を呼びかけている。

同社によれば、問題のメールは「Google基金2009」が賞金100万ユーロ(約1億3000万円)を授与するという内容のもので、賞金を受け取るためには個人情報を送信する必要があるほか、賞金を振り込むための手数料として先に数万円送金するよう指示されるという。

同メールはドイツで確認されたもので、文面もドイツ語で記載されているが、文法的に誤りが多く、英語の文章をドイツ語に機械翻訳したと見られている。また、ユーザーの信用を得るために、メールの文末にマイクロソフトやメルセデスベンツ、フォルクスワーゲン、コカコーラなど有名企業の名前が列挙されているという。

同社では、メールを受け取った場合には返信せず、速やかに削除するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2009/11/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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