Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「iPhone」でボットネットを構築するワーム見つかる

F-Secureは、アップルの人気端末「iPhone」へ感染するワームのサンプルを入手したことを明らかにした。

F-Secureの研究者が言及したもので、問題のワームは、本来利用できない非公式のソフトを利用できるよう手を加える「ジェイルブレイク」を行い、SSHのパスワードがデフォルトとなっているiPhoneへ感染するという。

F-Secureによれば、先日発見された「ikee」とは異なるウイルスで、リトアニア内のサーバへ接続するなどボットネットを構築するという。感染被害は拡大していないものの、端末内の情報が盗まれる可能性があり、深刻な被害を与える可能性があるとして詳細について調べている。

(Security NEXT - 2009/11/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

カプコンへの不正アクセス、侵入経路は予備に残した以前のVPN機器
一部顧客情報が流出、委託先の中継サーバで窃取 - ホテルサンルート台北
「ウイルスバスター」新版、モバイル版で詐欺対策を強化
「ダイヤモンド・プリンセス」運営会社から情報流出 - 2019年中ごろに発生
偽画面にだまされ、個人情報流出の可能性 - 東京防災救急協会
「ウイルスバスター」に新版 - リスト非依存の不正サイト判別機能を追加
法人向けウイルスバスターに後継製品、インシデント対応機能を統合
エフセキュア、セキュリティゲートウェイに新版 - HTTPS検査に対応
マカフィー、個人向け製品に新版 - パフォーマンス向上や家族向け機能
「ウイルスバスタークラウド」に新版 - 悪性JSファイルの検出強化