Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「TrueCrypt」に見つかった「悪意あるメイド攻撃」を検証 - NTTデータ・セキュリティ

NTTデータ・セキュリティは、オープンソースの暗号化ソフトウェア「TrueCrypt」で見つかった脆弱性について検証を実施し、レポートとして取りまとめた。

今回同社が検証を実施したのは、同ソフトWindows版が備えるハードディスク全体を暗号化する機能に見つかった脆弱性。実証コードが公開されている。

USBメモリなどハードディスク以外のメディアからPCを立ち上げてハードディスクのブート領域が改変される可能性があり、暗号化領域にユーザーがアクセスした際にパスワードを抜き取られるおそれがある。

攻撃には、プログラムの設置やパスワードの回収など、実際にコンピュータを操作できる環境が必要とはなるものの、同社が検証を実施したところ、パスワードが実際に取得できることを確認した。

問題の攻撃は、ホテルなど不在時に、メイドから攻撃をしかけられることが想定されるとして「悪意あるメイド攻撃(Evil Maid Attack)」と呼ばれている。現在、ソフトウェアでは回避する方法を提供しておらず、攻撃の回避には、コンピュータを厳重に管理するなど運用面で対応する必要がある。

NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/

(Security NEXT - 2009/11/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Chrome」にアップデート、脆弱性21件を修正 - 一部で悪用も
「NVIDIA Jetson Linux」に複数脆弱性 - アップデートを公開
GIGABYTE製ユーティリティ「GCC」に脆弱性
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートを呼びかけ
「MLflow」にOSコマンドインジェクションの脆弱性 - 権限昇格のおそれ
ルータなどバッファロー製46モデルに脆弱性 - 一部サポート終了も
テキストエディタ「Vim」に脆弱性 - 細工ファイル開くとコード実行
「NetScaler ADC/Gateway」の脆弱性悪用を確認 - 米当局が注意喚起
脆弱性狙われる「BIG-IP APM」、国内で利用あり - 侵害調査など対応を
「F5 BIG-IP APM」脆弱性の悪用が発生 - 当初発表より深刻なリスク