「TrueCrypt」に見つかった「悪意あるメイド攻撃」を検証 - NTTデータ・セキュリティ
NTTデータ・セキュリティは、オープンソースの暗号化ソフトウェア「TrueCrypt」で見つかった脆弱性について検証を実施し、レポートとして取りまとめた。
今回同社が検証を実施したのは、同ソフトWindows版が備えるハードディスク全体を暗号化する機能に見つかった脆弱性。実証コードが公開されている。
USBメモリなどハードディスク以外のメディアからPCを立ち上げてハードディスクのブート領域が改変される可能性があり、暗号化領域にユーザーがアクセスした際にパスワードを抜き取られるおそれがある。
攻撃には、プログラムの設置やパスワードの回収など、実際にコンピュータを操作できる環境が必要とはなるものの、同社が検証を実施したところ、パスワードが実際に取得できることを確認した。
問題の攻撃は、ホテルなど不在時に、メイドから攻撃をしかけられることが想定されるとして「悪意あるメイド攻撃(Evil Maid Attack)」と呼ばれている。現在、ソフトウェアでは回避する方法を提供しておらず、攻撃の回避には、コンピュータを厳重に管理するなど運用面で対応する必要がある。
NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/
(Security NEXT - 2009/11/10 )
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