Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「TrueCrypt」に見つかった「悪意あるメイド攻撃」を検証 - NTTデータ・セキュリティ

NTTデータ・セキュリティは、オープンソースの暗号化ソフトウェア「TrueCrypt」で見つかった脆弱性について検証を実施し、レポートとして取りまとめた。

今回同社が検証を実施したのは、同ソフトWindows版が備えるハードディスク全体を暗号化する機能に見つかった脆弱性。実証コードが公開されている。

USBメモリなどハードディスク以外のメディアからPCを立ち上げてハードディスクのブート領域が改変される可能性があり、暗号化領域にユーザーがアクセスした際にパスワードを抜き取られるおそれがある。

攻撃には、プログラムの設置やパスワードの回収など、実際にコンピュータを操作できる環境が必要とはなるものの、同社が検証を実施したところ、パスワードが実際に取得できることを確認した。

問題の攻撃は、ホテルなど不在時に、メイドから攻撃をしかけられることが想定されるとして「悪意あるメイド攻撃(Evil Maid Attack)」と呼ばれている。現在、ソフトウェアでは回避する方法を提供しておらず、攻撃の回避には、コンピュータを厳重に管理するなど運用面で対応する必要がある。

NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/

(Security NEXT - 2009/11/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SAP、5月の定例アップデート15件を公開 - 2件は「クリティカル」
ウェブサーバ「nginx」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
Adobe、「Adobe Commerce」など10製品に向けてアップデート
「FortiOS」にFortinet製ネットワーク機器から悪用可能な脆弱性
ビデオ会議ツール「Zoom」のWindows版などに脆弱性
キヤノン製プリンタ、複合機に情報取得の脆弱性 - 162モデルに影響
Apple、「macOS Tahoe 26.5」を公開 - 脆弱性79件を修正
会議ツール「Zoom」Windows向けクライアントに深刻な脆弱性
「GUARDIANWALL MailSuite」に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
Apple、「iOS 26.5」「iPadOS 26.5」で多数脆弱性を修正 - 旧端末向け更新も