オンラインゲームの盗難アカウント、闇市場では300円以下から入手可能
マルウェアなどにより盗まれたオンラインゲームのアカウントは、闇市場において300円弱から取り引きされていることがわかった。
G DATA Softwareの研究機関がブラックマーケットでの取引動向などを調べたもので、海外ではほとんどのタイトルについて、アカウントが日本円にすると300円以下から入手可能だという。
また米Blizzard Entertainmentが提供する世界的な人気ゲーム「World of Warcraft」では、盗まれたIDが700円弱から最大でも4000円前後で取り引されていた。ゲームの数やキャラクターのレベル、アイテム数などにより値段が変動するという。
ゲームユーザーのなかには、パフォーマンスを優先させるため、ファイアウォールやセキュリティ対策ソフトを停止させたりするケースもあり、マルウェアに感染した場合、アカウントの盗難あど気がつかない間に被害に合っているという。
国内で人気があるタイトルについては、攻撃の対象とはなっていないものの、今後被害に遭わないようセキュリティ対策ソフトの設定状況など確認するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2009/08/21 )
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