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企業向けウイルスバスターなどに修正プログラム - トレンドマイクロ

トレンドマイクロは、複数の企業向け製品で、不具合を解消する修正プログラムを公開している。

「ウイルスバスターコーポレートエディション」や「Trend Microビジネスセキュリティ」で見つかった不具合は、「ウイルス検索エンジン8.950」で発生したもの。隔離の際に暗号化したファイルが、元に戻せなくなるというもので、7月30日より問題を解消する「Critical Patch」を順次提供している。

また同社は、Linuxサーバ向け製品に対しても、修正パッチ「ServerProtect for Linux 3.0 用 Service Pack 1 Patch 1」を公開した。

同製品を「FQDNで登録して利用している場合に、OS起動時に登録プロセスが失敗することがある問題や、ログに正しい情報が記録されず、「アップデート失敗」というアラートメールが送信される問題、ライセンス期限の情報が誤って表示される問題をはじめ、複数の不具合を解消した。

また同製品における「HTTPサーバ」に含まれていた不具合へ対応したほか、「Kernel Hook Moduke パッケージ」のKHMソースコードをアップグレードした。さらにカーネルデバッグログに動的な有効化機能を追加している。

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2009/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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