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指定保養施設利用者の個人情報含む利用券が所在不明に - 練馬区

練馬区は、指定保養施設から区に郵送された施設利用券15枚が所在不明になっていると発表した。利用者の個人情報が含まれるという。

所在が不明になっているのは、指定保養施設を利用する際に施設へ提出される利用券。利用団体の代表者として申請した15人分の氏名、住所、電話番号、利用年月日、宿泊数などが記載されていた。

利用分に相当する補助金を区に請求するため、施設では月ごとに請求書と利用者が提出した利用券を区に送付しているが、4月分の請求書や利用券を「箱根湯本ホテル」が5月16日に普通郵便で送付したところ未着となった。関係各所の探索や郵便事業への調査を依頼したが発見されていない。

同区では、対象となる申請者に対し説明と謝罪を行った。また、利用券の掲載内容を見直すほか、送付には簡易書留郵便を利用するよう全指定保養施設に指示するなど、個人情報保護を強化するとしている。

(Security NEXT - 2009/07/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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