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攻撃から日本を守った「言語の壁」、しかしガラパゴス化も

攻撃が発生している地域に注目すると、2003年ごろまで攻撃地点は欧米や日本といった先進国が中心だったが、今日はロシアや中国、ブラジルといった南米に移行している。

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さらに攻撃者の動機も変化。「古き良き時代」は、マニアによる趣味や好奇心、自己顕示欲が中心だったが、組織的な攻撃である「犯罪」へ変化しているという。ボットネットやネットショップに対するDoS攻撃による脅迫など発生し、攻撃ツールや個人情報などがアンダーグラウンドの市場で取引されていることを報告した。

(Security NEXT - 2009/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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