Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

形骸化した一部のルールが、ルール全体の形骸化に向かう - トレンドの情報漏洩動向説明会

形骸化した一部のルールが、ルール全体の形骸化に向かう

次に説明会で登壇したのは同社コンサルティングSEグループ、情報セキュリティシニアアナリストの宇崎俊介氏。同氏は、情報漏洩におけるマネジメント面の問題について取り上げた。

090622tm2.jpg
宇崎俊介氏

同氏は、「社内にある情報について機密といえば機密。でもすべてを本当に守る必要があるのか」と疑問を投げかけた。業務フローにおいて、白紙に近い上流にある書類と、会社が正式に認めた書類では、機密度が異なるなど例を挙げ、本当に守らなければならないデータの洗い出しが必要と述べた。

さらに運用に即していないルールは形骸化しやすく、一部ルールが守られなくなった結果、全体のルールそのものが形骸化に向かう危険性があると指摘。定期的な見直しを実施し、形骸化されたルールを取り除くよう訴えている。

また情報漏洩対策の実施のポイントを紹介した。そのポイントとは、モチベーションが高い部署から導入を開始すること。メーカーであれば、情報漏洩に対して敏感な開発部門や不良品情報やクレーム処理を行う部門など、漏洩対策の運用に理解が得られやすい。そこから管理部門、さらに会社全体へと押し進めることでスムーズに導入できるコツだという。

(Security NEXT - 2009/06/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校教員がPCの校務画面をスマホ撮影、SNSに投稿 - 仙台市
患者の顔写真含む記憶媒体が所在不明 - 大阪の病院
ランサム被害で個人情報流出の可能性 - エネサンスHD
「GUARDIANWALL MailSuite」に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
Apple、「iOS 26.5」「iPadOS 26.5」で多数脆弱性を修正 - 旧端末向け更新も
「FortiAuthenticator」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコード実行のおそれ
Fortinetのサンドボックス製品に深刻なRCE脆弱性 - 修正版へ更新を
Mozilla、「Firefox 150.0.3」を公開 - 脆弱性5件を修正
MS、5月の月例セキュリティ更新をリリース - 脆弱性118件に対応
ワンコインチケットの申込フォームで設定ミス - 佐賀バスケチーム