「ファミ通ドットコム」で顧客情報約7700人分が外部から閲覧可能に
エンターブレインが運営する「ファミ通ドットコム」において、登録されていた一部顧客情報が外部から閲覧可能な状態となっていたことがわかった。
2006年8月にサーバのディレクトリを変更したが、その際に設定ミスがあり問題に気が付く2009年6月5日まで約2年10カ月にわたりインターネット経由で閲覧できる状態になっていたもの。外部より指摘を受けて問題が発覚した。
流出した可能性があるのは、同サイトが以前提供していたメールマガジンや、ファイルダウンロードサービス、レビューログ、マイゲームリストの登録利用者の一部。顧客7686人分のメールアドレス、ユーザーネーム、都道府県名のほか、顧客18人分の住所や電話番号、メールアドレス、ユーザーネームが外部からアクセスされた可能性がある。
同社では設定を修正。サーバー内には、約10万2000件の顧客情報が保存されており、これらデータの流出可能性についても同社では確認を進めている。また所管する官庁へ事故を報告し、関連する顧客へメールで謝罪している。
(Security NEXT - 2009/06/12 )
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