Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

9件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.11」が公開

Mozillaは、9件の脆弱性を解消した「Firefox 3.0.11」を公開した。重要度「最高」の修正4件が含まれる。

重要度が「最高」とされる脆弱性は、特定の条件下でメモリ破壊が発生する不具合「MFSA 2009-24」をはじめ、JavaScriptによる「chrome」の特権昇格の問題「MFSA 2009-32」、オーナードキュメントの処理の不具合「MFSA 2009-29」、「NPObject JSラッパークラスオブジェクト」の問題「MFSA 2009-28」の4件。

さらに重要度「高」とされる「プロキシCONNECTリクエストの問題「MFSA 2009-27」を解消したほか、重要度「中」「低」がそれぞれ2件ずつの問題へ対応した。

Mozilla Japan
http://mozilla.jp/

(Security NEXT - 2009/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WatchGuardのVPNクライアントに脆弱性 - Windows版に影響
Drupal向け「OAuth」サーバモジュールに認可バイパスの脆弱性
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
バッファロー製ルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に脆弱性 - ファームウェアの更新を
「GNU Libmicrohttpd」に複数脆弱性 - 実験的コンポーネントに起因
JetBrains「YouTrack」に複数の脆弱性 - トークン漏洩のおそれも
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Elasticのエンドポイント対策「Elastic Defend」に脆弱性 - 修正版を提供
「NVIDIA App」インストーラに脆弱性 - 権限昇格のおそれ
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を