無人となった30分間に医局からノートPC盗まれる - 済生会
済生会滋賀県病院において、3月5日にノートPCの盗難事件が発生した。盗まれたPCには患者の個人情報が保存されていたという。
医局にある医師の机上に置いてあったノートパソコンが所在不明となっているもので、45人分の個人情報が保存されていた。氏名や生年月日、病名、入院期間、身体状況などを含む研修症例レポート31人分をはじめ、手術レポート11人分、病理報告書3人分などが含まれており、患者の氏名のほか診療情報が含まれる。
医師は13時に医局を離れたが、その後もほかの医師が在室しており、無人となった15時半ごろから医師が戻る16時までに盗まれたと見られている。
同院では今回の盗難事件の発生を受け、施錠管理の徹底やパソコンのパスワード設定など対策を実施する。また関連する患者に対して文書で謝罪と説明を行っている。
済生会
http://www.saiseikai.or.jp/
(Security NEXT - 2009/03/10 )
ツイート
PR
関連記事
高校の体験入学申込サイトで個人情報が閲覧可能に - 福岡県
移行時に注文データが異なる個人情報と紐づく不具合 - ambie
産後ケアの利用者名簿を委託業者にメールで誤送信 - 館林市
委託先がランサム被害、ECサイト利用者に影響 - アテックスHD
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
PTA理事宛の一斉メールで誤送信 - 埼玉県立高