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2月のスパム配信国ランキングに変動、韓国が3位に - トレンドマイクロ

トレンドマイクロは、2月におけるスパム配信国の状況を取りまとめた。ランキングに大きな変動が見られた。

同社によれば、今回の調査では前回圏外だった韓国が3位へ急上昇した。また7位のインド、8位のアルゼンチン、9位のコロンビアなど、圏外だった国があらたにランクインを果たしている。

今回、ブラジルが2位から5位へ順位を落としているが、スパム配信ISPのトップ10では、首位をはじめ、4位、8位、9位をブラジル勢が占めており、ボットネットの活動状況からも今後警戒が必要だという。

スパムの傾向としては、「WORM_WALEDAC」の感染活動に利用されたほか、バレンタインデーの便乗も目立った。同社がまとめたスパム配信国のランキングは以下のとおり。

1位:米国
2位:ロシア
3位:韓国
4位:トルコ
5位:ブラジル
6位:中国
7位:インド
8位:アルゼンチン
9位:コロンビア
10位:ポーランド

(Security NEXT - 2009/03/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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