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第2次情報セキュリティ基本計画が決定 - 第1次計画の評価は「可」

第1次情報セキュリティ基本計画は「可」

記者からの質問で、第1次情報セキュリティ基本計画の評価を求められた。これについて山口補佐官が応じ、「可」との評価を示した。

補佐官は評価の理由について、情報セキュリティ対策に満点はなく、継続して体に染みつかせる必要があるとし、人任せではなく主体的に取り組まなくてはならない問題であると指摘。この3年間にそこまで達成できなかったと振り返った。しかしながら情報セキュリティ対策への重要性やリスクへの認知が進んだことや、6割ほどは対策を実施するようになっており、合格点である60点とした。

一方政策の実施面では、省庁で対策が進み、重要インフラ事業者の積極的な参加など、期待するパフォーマンスを実現しており、「個人に対する政策は不十分など反省点はある」としながらも一定の評価を示している。

(Security NEXT - 2009/02/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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