Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IEの脆弱性、全バージョンに影響 - MSがアドバイザリを更新

マイクロソフトは、今月11日に「Internet Explorer 7」に関する脆弱性についてアドバイザリを公開したが、内容を更新し、サポート中の全バージョンに影響があることを明らかにした。

脆弱性が含まれるのは、「Internet Explorer 5.01 Service Pack 4」「Internet Explorer 6 Service Pack 1」「Internet Explorer 6」「Internet Explorer 8 Beta 2」。同社によれば、不正なウェブサイトへ誘引することで脆弱性を攻撃された場合、ユーザー権限を奪取されるおそれがある。

Windows Vistaを利用している場合は、「IE 7」や「IE 8 Beta」を保護モードにで利用した場合、リスクを抑えることが可能だという。同社では調査を進めており、セキュリティ更新プログラムの提供など対策を実施する予定。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (961051)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/961051.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2008/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加
「SonicWall GMS」に認証回避など複数の脆弱性 - アップデートが公開
4月のMS月例パッチで修正された脆弱性が攻撃の標的に - 米当局が注意喚起
Google、脆弱性2件を修正した「Chrome」のアップデートを公開
「ArubaOS」に深刻な脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を解消