Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールやウェブのフィルタリングソフトを機能強化 - キヤノンITソリューションズら

キヤノンITソリューションズとNECソフトは、メールフィルタリングソフトとウェブフィルタリングソフトの新バージョンを12月15日より発売する。また2製品を統合した製品も用意されている。

メールフィルタリングソフト「GUARDIANWALL Ver7.2」は、送信メールのアーカイブ機能や内容や宛先をチェックするフィルタリング機能を搭載したソフトウェア。個人情報検査機能なども備えており、「Standardモデル」にくわえ、全文検索機能が利用できる「Advancedモデル」が用意されている。

今回発売となる最新版では、メール監査の統計機能を強化。管理者における保留メールの監査や管理者の監査進捗状況を分析できるようになった。フィルタリングルールの条件についてもより細かく設定できるようになり、対応する圧縮ファイルフォーマットを拡充。ファイルタイプ判定にも対応している。

一方、「WEBGUARDIAN Ver3.3」は、閲覧制限機能や外部に送信するデータの検査、アーカイブ機能などを備えたウェブフィルタリングソフト。今回のバージョンアップで、インスタントメッセンジャーの使用制限や送信するメッセージのキーワード検査に対応。送信メッセージ内容をセッション単位で集約して閲覧できるなどユーザビリティを向上させた。

さらに両者では2製品を統合した「GUARDIANSUITE Ver4.2」についても同時に発売するほか、新バージョン発売を記念し、「WEBGUARDIAN」を特別価格で販売するキャンペーンを展開する。

価格は、「GUARDIANWALL Standardモデル」が100万8000円、「WEBGUARDIAN」が89万2500円、「GUARDIANSUITE」が171万450円から。いずれもユーザー数により価格は変動し、年間保守費用が別途必要。

(Security NEXT - 2008/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

迷惑電話対策サービスに国番号での一括ブロック機能
AWS向けFWマネージドサービスの国内展開を開始 - パロアルト
クラウド処理を活用、「PAN-OS 10.2 Nebula」をリリース - パロアルト
中小企業向けUTMの新モデルを投入 - ウォッチガード
個人用ESETに新バージョン - 上位Windows版にクラウドサンドボックス
マルウェア対策やアクセス制御などモバイル向けソリューションを展開 - Jamf
アップデートでルータにセキュリティ機能を追加 - アライドテレシス
5GやLTEにも適用できるフィルタリングサービス - ドコモ
クラウド型セキュアウェブゲートウェイを機能強化 - ALSI
カスペがiOS向けにセキュアプリ - フィルタリングや情報流出の確認機能