Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

11月の月例セキュリティパッチは「緊急」1件を含む2件 - MS事前予告

マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの事前予告を行った。10月は定例外1件も含め12件が公開されたが、今月は深刻度が「緊急」とされる脆弱性も含まれるものの、月例プログラムは2件と比較的少ない月となりそうだ。

更新プログラムは11月12日に公開される予定で、2件のうち深刻度が「緊急」とされる脆弱性は1件。WindowsやOfficeに関する脆弱性で任意のコードが実行されるおそれがある。

もう1件については、Windowsの脆弱性で「重要」と設定されており、同様にリモートでコードが実行される問題を解消するものだという。

2008年11月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-nov.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2008/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
MS、「Windows Server」向けに定例外パッチ - 米当局が悪用確認
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
MS、10月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性3件に対応
「Rapid7」「SKYSEA」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局
米CISA、「Oracle EBS」関連など脆弱性7件を悪用リストに追加
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も