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手術患者10人分の病理レポートが所在不明 - 埼玉県立がんセンター

埼玉県立がんセンターが、手術を受けた患者の診療情報が記載されている書類を紛失していたことがわかった。

所在不明となっているのは、乳腺外科手術で摘出した組織の病理レポート。氏名や年齢、患者番号のほか、病名、臨床経過、手術所見、病理学的所見など、患者10人分の個人情報が記載されていたという。

10月22日に同センターの医師が患者へ病理結果を説明しようとした際、紛失へ気が付いた。10月9日から翌10日までの間に紛失したと見られている。同院では関係者へ状況を説明し、謝罪。外部への流失や不正使用などは確認されていないとしており、引き続き書類の探索を進めている。

(Security NEXT - 2008/11/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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