Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

企業向けウイルスバスターにバッファオーバーフローの脆弱性

トレンドマイクロは、企業向けウイルスバスターに見つかった脆弱性を解決する修正プログラムの提供を開始した。

「ウイルスバスターコーポレートエディション」「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」などにおいて、CGIリクエスト処理に脆弱性が見つかったもの。問題のCGIへ不正なPOSTリクエストが送信された場合、スタックベースのバッファオーバーフローが発生し、任意のプログラムが実行されるおそれがある。

同社では10月30日より「ウイルスバスターコーポレートエディション7.3」および「同8.0 SP1」向けに更新プログラムの提供を開始。他バージョンや「Trend Micro Client/Server Security」「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」「Trend Micro ビジネスセキュリティ」に対しても、11月19日までに順次提供する。

同社では、修正プログラムが提供されるまでの回避策として、サーバへアクセスできる端末を制限するよう呼びかけている。

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2008/10/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開
Palo Alto Networksの「PAN-OS」にゼロデイ脆弱性 - パッチを準備中