マイクロソフト、10月の月例パッチは11件 - 「緊急」4件含む
マイクロソフトは、10月15日に公開するセキュリティ更新プログラムの事前予告を行った。11件のプログラムについて準備が進められている。
深刻度が「緊急」とされる脆弱性が4件、「重要」が6件、「警告」が1件。9月は4件だったが、提供件数が大きく増加している。「緊急」とされる脆弱性は「Active Directory」「Internet Explorer」「Host Integration Server」「Excel」に関するもので、いずれも外部よりコードが実行されるおそれがあるという。
また重要とされるプログラムは、特権の昇格やリモートでコードが実行されるなどいずれもWindowsに関するもの。さらに「警告」としてOffice向けのプログラムについても提供される予定。
2008年10月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS08-oct.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2008/10/10 )
ツイート
PR
関連記事
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
「GitLab」にアップデート - 12件の脆弱性を解消
「ICS」や「Avalanche」などIvanti複数製品に脆弱性
SAP、月例アドバイザリを公開 - 複数の「クリティカル」脆弱性
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消
「FortiSIEM」に深刻なRCE脆弱性 - 実用的な悪用コードも
オンライン会議ツール「Zoom」に「クリティカル」脆弱性