Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

誤配達により生活保護受給者の個人情報が流出 - 静岡市

静岡市は、郵便事業の誤配達により生活保護受給者の個人情報が流出したと公表した。

同市が、受給者に対して生活保護費の変更を知らせる保護変更決定通知書を8月27日に郵送したところ、郵便事業により同じアパートの別人に配達され、誤って開封されたという。

同通知書には、氏名や住所、生活保護の支給額など個人情報が含まれており、同市では受給者や誤配達された住民に対して謝罪。情報の保護を依頼した。

同市では、郵便事業へ以前から誤配達の防止について再三にわたり申し入れているという。また今回の事故再発を受け一層厳重な注意を払うよう要請した。

静岡市
http://www.city.shizuoka.jp/

(Security NEXT - 2008/09/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト