成績情報など記録したフロッピーが職員室内で所在不明に - 平塚江南高
神奈川県は、生徒の個人情報の入ったフロッピーディスクを平塚江南高校の教諭が紛失したと発表した。
同教諭は、7月上旬ごろに3年生の定期テストに関するデータをフロッピーに保存。職員室内の貴重品ボックスに保管し、その後7月中旬から8月中旬にかけてに他のフロッピーとともに利用し、作業を行っていたが、8月25日に紛失に気が付いた。
フロッピーは施錠管理されていたが、利用時に複数のフロッピーを利用したものの枚数などを確認しておらず、管理に関する注意喚起を受けて確認を行うまで紛失に気が付かなかったという。データにパスワードなどは設定されていなかった。
フロッピーに保存されていたデータは、2007年度の2年生に関する数学の定期テストの点数や評価など254人分の個人情報。さらに2008年度に数学を履修した3年生118人分の成績が含まれる。紛失したデータについては、教育委員会ネットワークのサーバにも保管されていた。
同校では、保護者に対して文書で謝罪し、説明会を開催。また県教委では、USBメモリ、フロッピーディスクなどの記録媒体の内容について、管理職による全教職員の確認などを実施するとしている。
(Security NEXT - 2008/09/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
県立高のオープンスクール申込フォームで設定ミス - 三重県
県立高で検定試験の解答用紙が所在不明に - 群馬県
高校で生徒の個人情報含む教務手帳が所在不明 - 東京都
「愛知全県模試」受験者情報が流出した可能性 - SQLi攻撃で
県立高で施錠管理の住民票記載事項証明書が所在不明 - 香川県
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
高校で生徒の成績情報などをTeamsに誤アップロード - 千葉県
座席表とまちがえて採点前の答案用紙を誤送信 - 都立高
都立高校で1クラス分の「いじめに関するアンケート」が所在不明