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ネットスター、専門家による研究会設立など携帯フィルタリングの利用促進に注力

ネットスターは、携帯フィルタリングの普及を目指し、専門家による研究会の設立や保護者や教員を対象とした啓発活動など、2008年度に実施する取り組みについて発表した。

同社では、従来より携帯電話事業者と連携しながら携帯電話のフィルタリングについて啓発活動を展開しているが、取り組みを強化することで、同サービスの認知にとどまらず、利用促進を進めるのが狙い。

7月末から「携帯フィルタリングのカテゴリ分類情報サイト」を開設してFAQを掲載。特定のURLがどのカテゴリに分類されるか確認できるようにした。また携帯フィルタリングの仕組みを解説したリーフレットを作成。保護者向けの啓発セミナーで配布する。

さらに地方自治体が行う指導者向け教育講座への協力や、家庭におけるインターネット利用状況の調査活動を実施。またヤフーと共同で研究会を立ち上げるなど学識経験者の研究活動支援などに力を入れていくという。

(Security NEXT - 2008/08/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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