一太郎シリーズに脆弱性見つかる - 更新モジュールは準備中
ジャストシステムは、同社の文書作成ソフト「一太郎シリーズ」に脆弱性が確認されたと発表した。同社では更新モジュールの開発を進めている。
同社によれば、書式情報の処理に脆弱性があり、不正に細工されたファイルを開いたり、ウェブサイトからプラグインのビューアを用いて閲覧した場合、任意のコードが実行され、パソコンを乗っ取られるおそれがあるという。
同社では、被害などの報告は受けていないという。また更新モジュールの開発を進めており、準備が整い次第、提供を開始する予定。また不審なメールやウェブサイトの一太郎ファイルへアクセスしないよう注意を呼びかけている。
ジャストシステム
http://www.justsystems.com/jp/
(Security NEXT - 2008/08/26 )
ツイート
PR
関連記事
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供