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顧客情報約27万件含むATMジャーナルが所在不明 - 茨城銀行

茨城銀行は、顧客情報計26万9350件が記載されたATMジャーナルが、所在不明になっていることを明らかにした。

所在が不明になっているのは、ATMでの取引内容を記録したATMジャーナル。8支店に設置された18台のATM機において、2003年1月から2008年5月の間に記録されたジャーナルのうち、約270本を紛失した。

記録されている取引件数は推定で26万9350件に上るとみられ、顧客の氏名、口座番号、取引金額、残高などが含まれる。

同行では、従業員が保存期間を誤り、廃棄した可能性が高いとして、情報が外部に流出したおそれは低いと説明。また、紛失した情報に関する問い合わせなども確認されていないという。

(Security NEXT - 2008/07/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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