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「KAV」「KIS」の脆弱性を解消するパッチを配布開始 - カスペルスキー

Kaspersky Lab Japanは、「Kaspersky Anti-Virus」「Kaspersky Internet Security」などが利用する「kl1.sysドライバ」の脆弱性を解消するパッチを提供開始した。

同社によると、「kl1.sysドライバ」においてバッファサイズのチェックに問題があり、悪意あるコードがローカルで実行された場合、バッファオーバーフローが発生し、コードが実行されるおそれがあるという。

影響を受けるのは、「Kaspersky Anti-Virus 6.0」「同7.0」「Kaspersky Internet Security 6.0」「同7.0」「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation 6.0」。パッチは自動更新によって適用されるが、「Anti-Virus 6.0」「Internet Security 6.0」の利用者に対してはそれぞれ最新版である7.0へバージョンアップするよう同社では呼びかけている。

kl1.sysドライバの脆弱性[危険度:低]の修正
http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207578672

Kaspersky Lab Japan
http://www.kaspersky.co.jp/

(Security NEXT - 2008/06/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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